アンチエイジングとは、日本語にすると「抗加齢(こうかれい)」「抗老化(こうろうか)」です。
簡単にいうとアンチエイジングとは、老化に対抗するということです。
老化に対抗すると聞くと、いつまでも歳をとらないようにすることと思うかも知れませんが、歳をとれば老いるのは自然の流れです。
容姿が歳をとったように見えなくすること、実際の年齢よりも若い状態にすること、体や容姿の濾過老化による衰えを少なくすることが、アンチエイジングです。

年齢を重ねると体力が落ちてくるように、肌もさまざまな機能が低下してきます。
人それぞれ肌の性質は違うので、老化進度も人それぞれですが、
それ以外の外的要因によって、それぞれの老化の進度が大きく変わってくるのです。
肌老化の大きな原因は「紫外線」「皮膚の乾燥」「細胞の酸化」「皮膚の菲薄化」という４つです。


■紫外線…紫外線をわずか数分間浴びても肌はダメージを受けます。しかも紫外線を長年浴び続けることで、シミ、シワ、たるみなどを引き起こしてしまいます。

■皮膚の乾燥…体内に取り込まれた酸素の一部が変化してできた「活性酸素」が脂質と結合して細胞を酸化させます。皮膚が酸化すると細胞にダメージを与え、真皮のコラーゲンなどを硬くして皮膚の弾力を失わせ、老化を進めていきます。

■細胞の酸化…20歳をピークに角質の潤いを保つ天然の保湿成分が、年齢とともに減少していき肌が乾燥していきます。乾燥にさらさられると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり、隙間が生じ、表皮の水分が蒸発していきます。その結果、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり、小じわになっていきます。

■皮膚の菲薄化…年齢とともに肌弾力の元である、真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し、肌細胞を作り出す力も衰え、表皮も薄くなっていくので、年齢を重ねるとだんだんと肌が菲薄化（薄く）なってきます。